第8節 †
開催日 2012/09/30
開催場所 札幌西区民センタ
【札幌逍遥庵で開催】
DD vs FDD @ナゴヤ球場 †
4回戦 †
FDD | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | | 4 |
DD | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 1x | | 5 |
勝 | 郭 1勝3敗 |
S | |
負 | 井辺 1敗1S |
本 | 秦 3号 ブライアント 10号・11号 |
盗 | 高木 1盗塁(通算2盗塁) |
Commitionner's Pick Up!
秘策、切り札・郭源治
1990年代以降、一番実力のある投手を抑えの切り札として使う考え方は、2012年のライオンズなどしばしば実際のプロ野球でも見られます。
それだけ試合の終盤を重視するということなのでしょうが、この試合、土壇場での秦の満塁弾で追いついたドラゴノーズ・ぐっち監督が、11回のピンチでマウンドに送ったのは、先発で苦悩していた郭源治でした。
後続を切って取り、その裏のサヨナラ勝ちを呼び込んだ郭は、翌日も先発・小島の後を受けてロングリリーフに立ち、チーム初の勝ち越しに大きく貢献しました。
2日連続で殊勲打を放った秦とともに、残りの試合のキーパーソンがやっと出揃った感があります。
5回戦 †
FDD | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | | 2 |
DD | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | x | | 4 |
勝 | 郭 2勝3敗 |
S | |
負 | 小林 1敗 |
本 | ブーマー 2号 |
盗 | 高木 1盗塁(通算2盗塁) |
6回戦 †
FDD | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | | 4 |
DD | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | | 5 |
勝 | 石井丈 2勝 |
S | |
負 | 鹿取 1敗1S |
本 | ブーマー 3号 池山 7号 |
盗 | ブライアント 1盗塁(通算1盗塁) |
SS vs RS @藤井寺球場 †
4回戦 †
勝 | 北別府 3勝 |
S | |
負 | 佐々木 2勝2敗 |
本 | デストラーデ 5号 |
盗 | |
5回戦 †
勝 | 入来 2勝1敗 |
S | 田村 2S |
負 | 長富 1勝3敗 |
本 | 宮里 2号 レイノルズ 1号 |
盗 | 高木 1盗塁(通算2盗塁) |
6回戦 †
Commitionner's Pick Up!
「狭い球場にラッキーゾーンはいらん!」
The Big野球のオリジナルデータでは、エンタイトルツーベースヒット(バウンドした打球がスタンドに入るのが代表)が出る確率は、珍プレーが発生した上で1%となっております。*1
いくら今シーズンの珍プレー確率分布が、主に頭部危険球の方面で狂っているとはいえ、そうそう出るものではありません……普通の人間ならば。
通称「ゾロ目妖怪」ずんだもち監督の手にかかればこの通り。この試合、2回のデストラーデと5回の西村(徳)の打球は,図ったようにレフトポール際・ラッキーゾーン*2にワンバウンドして飛び込んでいきました。どちらもしっかり得点に絡んでいますから、シーシェパーズにとってはまさに不幸としか言いようがありません。
史実でも当時バッファローズに所属していた「被害者」SS先発・山崎慎太郎は、タイトルのコメントを憮然とした顔で残した模様です。
QA vs CS @川崎球場 †
4回戦 †
勝 | 槙原 3勝1敗 |
S | 清川 1勝1敗1S |
負 | 今野 2勝2敗 |
本 | 種田 1号 |
盗 | 大野久 1盗塁(通算9盗塁) |
5回戦 †
勝 | 荘 2勝1敗 |
S | 川端 1勝1S |
負 | 宮本 1勝1敗 |
本 | 岸川 4号 森 1号 |
盗 | 大野久 1盗塁(通算10盗塁) |
6回戦 †
勝 | 石貫 1勝 |
S | 大野豊 5S |
負 | 加藤哲 1勝1敗 |
本 | トレーバー 3号・4号 秋山 7号 宇野 7号 立浪 3号 |
盗 | |
Commitionner's Pick Up!
テレビじゃ見れない川崎追い上げ劇場
GM杯Season1・Season2の頃から、大差の付いた試合をひっくり返すのに定評があるコズミックアームズ・寿監督。
2回にホームラン2発などで6点を先行されますが、自慢のリリーフ陣がその後の被害を最小限で食い止める一方で、打線が、というより5番のトレーバーがじわじわと追い上げていきます。2回と3回にスタンドに放り込んで反撃の狼煙を上げると、追撃に絡んだ挙句6回と8回の勝ち越し打を上げる、しめて6打点3得点の大当り。悪球打ちが目立つ(=四球をほとんど選ばない)よくも悪くも積極打法が、この試合に関してはそれが最大限にプラスに働いた模様です。
Commitionner's Pick Up!
防御率3点台は見かけの数字です
現在、クロノスターズは本塁打数および得点数では他を圧倒していますが、一方で防御率は3.30で参加6チーム中5位とかなり悪い数字を残しております。
参加監督の世代(昭和40年代〜50年代生まれ)にはおなじみの「三本柱」(桑田・斉藤・槙原)に、左の宮本も控えるジャイアンツの先発陣を擁する割にはずいぶん数字が悪いと思っていたら、よく見るとしっかり「戦犯」がいるのがわかります。
この試合と、対ドラゴノーズ第3戦。CS失点ワースト2で先発したのは、いずれも香田勲男というデータが上がっております。カタログデータ的には6番目の先発として十分な内容なのですが、とにかく炎上すると止まらない。実はこの2試合を除くと、このチームの防御率は一気に2.5点台まで跳ね上がるのです。